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おなおし 1

本って捨てられない。
いや、どんなものも 捨てられないタイプなんだけど、、、。
特に、古い本は
それを手にした人とその時代全体の面影、
さらにそれを自分が買った時の背景、
すべてを紙が吸い込んでいる気がする。。。

色んなものを 整理しようと していた時、
もう自分には必要ない と思っても
捨てられないものがある 
ってことに気づいた時
(もちろん売ることも出来ない)
愕然とした。
とんでもないことを
自分がして来た気になったのだった。


そういう 自分への戒めと
使命 として
家にある本で
壊れちゃっているものを
修復しようと 取り組みました。



もう 10年近く前?チェコに行った時に
買った本。
表紙に惹かれて。

中にも 数十ページに1枚
イラストのページが挟まっている。
どれも はっとさせられるような
色使い。

チェコ

絵本
見返しは モスグリーンの和紙に。。。
  • 2012.07.01 Sunday

a piece of

mina perhonen の15周年を記念した展示で
買ってた 小さな冊子。
白くて、ペーパーバックだったので、
大切にしたいから
いつか ちゃんと してあげたいな、、、と 思ってた。

ので 実行。


皆川さん

もとの形の写真を撮っておけばよかったのだけど、、
右側がもとの表紙。
ペーパーバックに銀色のきらきらした絵柄。
いつもパラパラめくれるように、
もとの形から離れすぎないように、あまり固くない表紙を付けた。

mina

表紙は、、、どうしようか かなりなやんだ挙句、
皆川さんデザインのリバティーの布を持っていたので、
その花達を切り抜いて、、、。
自分の持ってるイメージになかなか 合う色や柄が見つからず、 
結局
前に革すきした残り(普通なら捨てる側、スウェード部分?)を使った。


piece

こちらも(左側)実際の裏表紙。
mina perhonen のロゴと小さなお花が 銀色で描かれていたのだけど、
これを 切り抜いて、裏表紙に使った。
そして、切り抜いたままにして、、、

perhonen

今度はそのお花を貼り付けるためにくり貫いた 革の部分を
見返しに貼った。



そして、 なんとなんと、
この前の皆川さんのトークショーに行ったときに、
この本を持って行って、
サインしていただいたんだー!

こんなのに 描いていいんですか?
って 皆川さんが おっしゃってくださった。

サイン 
左が 描いてくれたサイン!
  • 2012.06.01 Friday

ほわほわかぞくの本かぞく

大好きな絵本 「Little fur family」。

あ、そうだ、この子も 毛皮を着せてやろう と
思い立ち、、、

 littele
(↑普通の絵本はただのハードカバー) (ミニサイズはふかふかでケース入り)


もっと ほわほわ 出来上がり。
fur


ケースはどうしようか 迷った末に
つばくろ タイプに。。。
family



本当は紐で巻くんだけど、 巻きつけると表のお腹の穴が隠れるので、
ほわほわボタンで留めることに。
イメージはしっぽ。
ちっちゃな



かわいいっ。
ほわほわ
ずっと持ったまま使ってなかった
(布にプリントできるシートを使いました。)
  • 2012.03.15 Thursday

旅からの手帖


どこか 遠い国から来た 
ポストカード

それだけで 
何ていうか 存在感があって

ただ しまわれてるのは 
もったいない 
と 思う カードが
たまっていて

自分ではない
誰かが 旅に出た時
少し 自分を思い出して
送ってくれた そんなポストカードの手帖。

何か ふさわしい モノが出来ないかと
ずっと考えていた。

あ、これだ! と ふと閃いたのが
この布。

ポストカード

もう何年も前に
確か、、、インテリアショップで端切れを買って
本棚に敷いてた。

刺し子の様に縫い合わされた布。
これを表紙にしたいけど、
中にボール紙を入れるためには、
裏面はあきらめるしかないなぁ、、、としか
思ってなかったけど
「一旦糸をほどいて
表面だけ 縫えば」っていう
先生のアドバイスに
もう、 目からうろこ。

そっかぁ!

ということで 真ん中にボール紙を挟むことが出来た。


album

綴じも なんとなく こんな感じ、、、、と
やっていたら、
よく分からないけど
自分の思う こんな感じには なった。

うん。
異国からのかっこいいポストカード 綴じに
ふさわしい んじゃ 
ないか。。。

postcard


旅
  • 2012.02.18 Saturday

リトル オウト

little
何年も前から なぜか 私の手元にあった
小さな絵本。
背が破れてて、製本テープで補強してたのを
剥がして 直してあげよと 思ったままになっていた。


見返しそう、なんで、この本を私が買ったのか 
思い出した。
この見返しにやられてしまったのだった。
か、かわいい。

ふと 思い立ち
とりかかる。
大きさも作りも すべて 元のままに直そうと、、、。













見返しは、一度水に丸ごとつけて
表紙のボール紙から 剥がす
のが 結構大変だった。
けれど、昔のボール紙が出てきて、
その色と具合が かっこよかった。
こういう なんでもない ただの
粗野な感じに とても惹かれるのだな。

little auto

赤のクロスで張り合わせ。
かわいいっ!と これだけで
嬉しくなった。
そう、図書館のラベルが貼ってあったので、
これも一度剥がして また再現。
一番始めの日付は
Jan 13 ’70 となってるから
私が生まれるより前だ。 


louise


表紙も
ふと 思い立ち 
刺繍にする

けど これが 案の定 大変。
本当の表紙を知らないので、
やっぱり ここは、
あのかわいい 見返しの絵を、、、と
やってみたら、
あのかわいさを 刺繍で出すのは
無理だった。
これでも目の大きさに
かーなり 苦労したんだけど、、、。


リトルオートタイトル、急いでやったら
ヘナチョコ文字に、、、。
あとで ちょっと 後悔。

でも、まあ 
これも 味 ってことで。



ずっと ひっかかってた
何かが
一件落着したように
ほっとした気持ちと
新しいものを 
生み出したような
よろこびと
同時に ふたつ 
味わえた 気分で
うれしい

私の
the little auto







thats all

  • 2011.11.17 Thursday

アンデルセン様

 アンデルセン

ここのところ ずっと 手がけていた本が出来上がった。
半年以上かかった気がする。
けれど 大変だった とも 長かったとも
ちっとも感じない。
作り始めた時から、
何だかすごいいいものが出来てるんだって 
自分としては 珍しく? 公言してた気がする 本。


デンマークのアンデルセンの記念館のお土産として
母が買って来てくれた 図録。
童話作家として有名なアンデルセンだが、
切り絵の天才でもあり、中は本当に素敵な切り絵の作品がずらり。
けれど一つ困ったのは、
この図録は、Hans  christian Andersen  だけでなく
William Seward Burroughs という方の2人の作品集だったということで、
表紙にも、その方の絵がどーんと載っていること。
なぜに この二人が??! と思うが、
両人とも文学者として有名だけど、visual workの面では
知られていない という共通点だそう。
cut-out
これが もともとの図録。


この表紙が出来たいきさつを、、、。
世田谷ボロ市でいつも出店してる革屋に行った時のこと。
他の革とはあきらかに違う
異彩を放った赤のまだらの革が目に入った。
通常の自分ならば、いや普通の人ならば、絶対買わない様な
見た目の革。
よく見たら、ヒョウ柄にも見える赤のまだらに
金のラメがうっすらかかっていて、、、かなり汚い。。。
しかも、通常の革で考える裏面にそのプリントがされているので、
表面もガサガサ。
でも、なぜか、
あの図録の表紙に使えるかも、、?というアイデアがなぜか頭をかすめたのだ。
しばらく、他の革を見ていたのだけど、頭からアンデルセンの図録が離れないので、
購入することに、、、。
革屋のおじさんは一瞬 え?これ?みたいにびっくりして
なぜか 安くしてくれた、、、。
それにしても、なんでこの赤を見て
アンデルセン と思ったのか、、、と よくよく考えてみると
実は、この赤の感じが 表紙の 人の(アンデルセンではない方の)感じに
よく似ていたからだったのでは、、、?!
 と気付いた。

けれど、この革を使うと決めてからというもの、
自分でもわくわくして
何だかとてもおもしろいものが 作れる気でずっといられた気がするのだ。

モザイク

はじめてモザイクという手法を。
やっていくうちに こつをつかんで、、、
始めの頃の自分を後悔。
でも、少し、自分もアンデルセンになった様な気分で、、、
熱中した。
タイトルはプリントごっこで。
分かりにくいけど、熱でプックリするインクで。

製本元の表紙をどうするかかなり頭を悩まし、、、
結局あまり見えない様にすることで解決。
アンデルセンとラベルをコラージュして見返し風に、、、。
革装
後ろの見返し















何となく 邪魔だなー、、、と思っていた
表紙の存在が
自分にとって 予想外のきっかけを与えてくれた 
そんな いろんな偶然がミックスされて 出来上がった本。

こう考えると、
おもしろいものが 出来る時って
自分が100パーセント好みのものを
選んで作れる状況下ではないのかも と思う。


  • 2011.10.16 Sunday

修復、、、?

capek
なんと 素敵な装丁だろう と 手に取った本が
大好きな作家 チャペックの本だと知った時の喜びは
かなり 大きい。

チェコの本なので、読めないのだけど、
もう何だろう、、、
ページを開くだけで
心が きゅーっとなるくらい
好きな 感じなのだ。 
紙が、、、。

チェコ

表紙が取れかかっていたので、
見返しを付け替えることに。
ずっと 憧れていた 革の見返しに挑戦。
0.4mmに漉いてもらった革の淵を
さらにメスで薄く削ぐ。
始めはそんなことが出来るなんて考えられない と思っていたけど
何度もやっていくうちに 
どんどん 削がれて行く。
薄いと思っていた0.4mmが
一番厚く感じる世界に、、、。
不思議な気もしたが、
何事も こういうものなのかな、、、と
実感。
2,3時間ぶっ続けで この作業をして
手もつりそうなくらい きつかった。
もう これは いいや、、、と思ったけど
出来上がったのを見ると
自分の持ってる本、
全部革で見返しつけたいっ て思うくらい
好きな仕上がりだった。

いっそう いっそう お気に入りの本になってしまった。
チャペック
 
  
  • 2011.05.28 Saturday

思い出の箱

去年 おばあちゃんが 亡くなって
誰もいなくなった 家から 出て来た 
おじいちゃんと おばあちゃんの
結婚式の写真。

お葬式の日
おばあちゃんの裁縫道具箱から
こっそりもらって来た 絹糸。

小さなメモ紙に書いた
おばあちゃんからの小さな手紙。

おばあちゃんが 使っていた お財布。

これらを入れておく 
大切な箱 が 欲しかった。

ただ それだけのイメージで
作り始めた 箱。

こんなにも 作りながら
ワクワク ドキドキしたのは
初めてかも しれない ってくらい
作る という過程が
自分で とても 楽しかった。

箱
着物の古布の柄に沿って 刺繍した
丸みのある形にしたくて ヤスリで後で角を取る。
それだけでは 地味だったので、
革を隅に入れ込んで
キラキラの小さい丸をくっつけた


お米
中は おじいちゃんの使っていた ネクタイを裏打ちして貼る。


開いた箱
また 写真だけでは 地味な気がして
何か貼り付けたかった。
レースやボタンや 色々試したけど
どれも しっくり 来ず。
よーく考えたら
おじいちゃんと おばあちゃんの周りを飾るのは
お米 しかなかった!!


これは
私の宝物箱だ。

  • 2011.01.28 Friday

『アゲテチョウ』

手帳ということに してみた。


ラジオを聞いてたら、
あるアイドルがニューアルバムを出したらしく、そのプロモーションの番組で、、、

「新しいアルバムの中に
『アゲ歌』ってのがあるんですけど
これ、何ですか?」

「これは、ライブとかで
みんなで盛り上がるための曲です」

って いう会話が流れて来て、、、

その アイドルへの
興味も知識も全くないくせに
なぜか 気になってて

「アゲ」 「サゲ」 って
一度も使ったことないし
自分の周りにも
一人も使ってる人いないけど

その人達(ギャル、、、?)にとっては
もう日常茶飯事の
最高の言葉なんだなぁ、、、などということは知ってて

そしたら 今年の手帳、どんなのにしよう って考えた時
ふと 
「アゲ手帳」 と思い
その気持ちで 作りました。

毎日 だいたい 持ち歩く手帳ですから
自分の気持ちをアゲていただかないと。

貰いモノの手帳に表紙を貼り付けただけの超簡単な作りですが、、、。

紺は ベルベット
背は ちょっとキラキラ
これだけで いつもの自分とはかなり違う 特別感。

しかし、これが 私のアゲ具合か、、、
本当のアゲとかモリとかには 程遠いのだろうなーーーーーーーーーーーーー

  • 2011.01.15 Saturday

たびのおもいで 7

 海の宝物
「Skatt fran Havet album」
 skatt fran naturen album -自然の宝物アルバム-の 海バージョン。

いつ どこで 拾ったか 忘れてしまった。
きっと いろんな 場所 いろんな 時のが ある。
でも 海、海岸で拾ったもの。
海って やっぱり どこか 未知なるところ だなぁ。

海だから、、、 ウロコをイメージして 表紙を作る。
ボール紙を切り抜いて 凹凸をつくり
革を貼る。
不思議な色と味が気に入って 使った革だけど、
後から 塗装された 革だったので、
押したりこすったりしているうちに
どんどん 塗装が剥げて来て、
私の手には 負えなかった、、、。

何だか物足りなく感じて、
文字の後ろに何か 貼り付けようと 
探したが、
一向に ピンと来るものが 見つからず、

なぜか
小さな貝ボタンと
海で拾ったガラスの破片を
左端に 配置。
自分の中では しっくり 来てるけど
この 場所と 素材に
私以外の人は 不服の様だ。

sea from treasure本に見える箱は、
一面しか 貼り付けられないので、
真ん中から開く箱を作って 両面に 貼り付けられるようにした。

が、初チャレンジで、
開き具合、溝の大きさが良く分からず、
本当は、前開になる予定が、
途中までしか 開かなくなった。

かなり負担がかかっているらしく、背に張った紙が剥がれて来たので、
隠すために
即席花ぎれをつけたら、
今度は、箱を閉めた時に
隙間が開くようになってしまった。

む、つ、かしい。

しかし、これで いっか って思うのが、
やっぱり、
見た目重視の
自分 の
よくない ところ。
なんだろうな。

skatt fran havet
どことなく
和風な 雰囲気が
漂っている気がするのは
なぜ だろう。。。   

しかし、
すごいな、、、
自然って。

この調子で行くと
私、
永遠に
自然の宝物アルバムを
作らんと いかんやーんっ






  • 2010.10.19 Tuesday

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